電話ファンタジー

もしもし、エイミです。

チュウさんとOくん(プレーンズの前身バンドのドラマーくん)が電話で話している。

意外にLINEを交換していなかったのもあるようだけれど、

311の震災のときに唯一電話が繋がった相手同士、

なんとなく、連絡は電話でとるのが二人のツボのようだ。

ほかの人は誰も繋がらないのに、何度かけても彼らだけは不思議と繋がったらしい。

電話、をあまりしなくなったなあと思う。

今はLINEやメールなど、時を選ばず多くの人とコンタクトできるけれど、

果たして・・・??

これはこれでテクニックがいるような気もしている。

声には表情があるからニュアンスも伝えやすいし、発した言葉はその場でぱちぱち消えてゆくので、会話の中での言葉はちゃんと伝えたいことの手段になっている。

文章だと、ひとつの言葉や表現が、変に意味を帯びて、勝手に派生していってしまうようなことがある。

それがこわいと大事な話や少し主張の強い意見などは、文章で相手に示すのは控えようと思ったりして、当たり障りない内容になってしまったりすることもある。

言葉は、伝えたいことの周りに浮かぶ無数の衛星のようなものだから、その衛星自体が中心になってしまうようなことはできれば避けたい。

今回、テレワークの時間を多く割いてレコーディングを進めたので、当然SNSでのやりとりも多かったが、なかなか突っ込んだことが言えない弊害もあるなと思った。書き言葉で伝えるというのはなかなか難しい。

だから大事なときは電話。

もっと言うと、物理的に会って、一見無駄なおしゃべりをすることのほうが、意思疎通の近道なのかもしれない。

声のトーンや独特のアクション、表情やぽろぽろこぼれる嗜好、無意味なおしゃべりこそ、同じ空気の中でお互いの意思が身に染みていくような気がする。

昨日はスーパームーンだったらしいね。

月夜に集まり、ファミレス会議。(月は見えんね)

アルバム制作も終盤、またバンド練習を始めることにした。

もうすぐ発表できるかなあ。

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