おはようございます、CHUです。
GW皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、福島の双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」というところに行ってきました。
なぜ?かというと、昔、双葉町に住んでいた時期がありまして、ある意味第二の故郷といえる場所だったからです。
あれから10年、TVモニター越しの情報でしかなかったのですが、国道も通り、少しずつ戻ってきているということで行ってみました。
高速道路で広野ICで降り、6号線へ。
懐かしい風景、看板、お店。。。
道は空いている、どんどん北上するにあたり雰囲気が変わってきた、、
驚いた。
当時のまま、、なのか、取り壊しもされずに無残な姿で残ったまま。。
国道6号線以外は通行禁止で全ての脇道は閉鎖され警備員さんがいる、沿道の建物・歩道も全てバリケードが貼られている・・
そしていよいよ双葉町、
信号も点滅で、閑散、、
まず思ったのが、、
「人、いるのか?」
要するに双葉町は止まったまま?!
あれから10年、復興が進み少しずつ人、町が戻ってきているとかTVでは聞くが、正直「全然じゃないか・・・」というのがリアルに感じた印象・・
浪江町も行った。駅はそのまま、懐かしい。
だが、賑わっていたショッピングモールは更地になっていた。
やはりそう簡単な問題ではないのだと改めて実感、、、
そこで「東日本大震災・原子力災害伝承館」に。
去年の9月に開館したばかりらしくすごくきれい。
でもこれは一度は行くべきだと思った。
実際に体感者の声が聞けたり、被害で壊れたポストや看板、緊急時対策本部のホワイトボードが展示してある。
TVでは報道されない部分もたくさん知ることができる場所。
住んでいた町の無残な姿、寂しかったけど行ってよかった。
昔、双葉の海岸で送別会バーベキューを開いてもらった。
みんな、元気かな。。
復興について改めて考えさせられた。
復興って何??
もしかしたらとてつもなく長い道のりなのかも知れない。
原発は廃炉完了まで40年かかるといっている。
それは廃炉の話で、町の復興とは別の話。
少しでも元の双葉町に戻れるよう、できることをしていこうと思った。